Technology Brief - Adaptive Radio Management

HOME > Solutions > Sales Brief > 導入前 電波環境調査を大幅軽減!電波自動調整による導入コスト大幅削減!


ARM:自動電波調整+クライアントコントロール

従来の無線LAN設置・電波対策

無線アクセスポイントを設置する際には一般的に「サイト・サーベイ」といった現地調査が別途必要とされ、ユーザは機器費用、設置費用等の他にサイト・サーベイ費用が必要とされます。サイト・サーベイ費用は設置業者によって大きく異なると言われておりますが、一般的に6,000㎡程度のオフィスで約300万円かかるのが現状です。

一般的なアクセスポイント導入の流れ

一般的なアクセスポイント導入の流れ

RFプラン、ARMを利用したアクセスポイント導入の流れ

RFプラン、ARMを利用したアクセスポイント導入の流れ

導入の時間短縮 = 人件費(コスト)の削減

RFプラン機能の概要
  • オフィスレイアウト、クライアント数、接続レート等の情報を力し、 暫定的にAP設置個所を自動計算する
  • 各APのチャネル、電波出力を自動的にアサインする
ARM:設置時の機能
  • 周囲の電波干渉状況を検知し、最適なチャネルを各APにアサイン
  • AP同士が会話をし、最適なチャネルおよび電波強度を自動設定
導入後におこりうる電波干渉

また、無線LANは誰もが使用できる電波帯を利用しているので、導入時のサイト・サーベイで良好だった環境も、いつ何時、電波干渉が発生し、接続の品質劣化が起こるとも限りません。
また、電波干渉はいつ発生するかが分からないので、サイト・サーベイを行う費用を潤沢に持っていても、ネットワークへの接続性は再調整を行うまで限定的となり、生産性を落としてしまう可能性も含んでいます。

導入後に発生しうる電波干渉の原因例
  • 隣接するビル、上下階テナントが無線LANを使用し始めた
  • レイアウト変更を行った

折角高額なサイト・サーベイ費用を支払ったにも関わらず、電波干渉が発生し、再度サーベイを行わなければならない、ということも多々あります。

電波干渉によるクライアント側の症状例
  • 通信が良く途切れる
  • 通信速度が遅い
  • (音声通信の場合) 通話断が発生する
  • (音声通信の場合) 音声品質が悪い

Arubaだけが提供できる解決策

RFプラン機能およびARM機能により、上記プロセスを軽減し、導入プロセスの迅速化(コスト削減+短期間での導入)および運用時の安定稼働(コスト削減+生産性の維持)が実現できます。

運用時の電波対策
  ARM有り ARM無し
電波調整 不要(自動) 干渉発生時に必須
通信品質 常に高品質 干渉発生時に落ちる

運用中に発生しうる電波干渉についても、ARMはリアルタイムに自動電波調整を行うので、サイト・サーベイ再実施の必要が無く、安定稼働を継続的に得ることができます。また、クライアント接続中にはチャネルの変更を行わない(接続時にチャネルが変更されると、ネットワーク接続も切断されます)、音声通話時にはアクセスポイントによる電波スキャンを一時的に停止する(電波スキャンは10秒間に110ミリ秒行われる)等、クライアント接続を最優先したきめ細かな設定も可能です。

802.11nに必須なARM機能

802.11nの登場により、無線LANの企業導入が急速に進んでいますが、802.11nの導入については802.11a/b/g以上に考慮が必要とされています

802.11n導入時の考慮点
  • MIMOを考慮に入れたチャネル設計
  • 802.11a/b/gクライアントと802.11nクライアントの混在状況時の対応

ARMではこれらの考慮点を全て解消するための機能を実装しているので、802.11nの優位点を最大限に活用した無線LANを構築することが可能です。

ARM機能動的にクライアントを適切な帯域へ誘導

機能 考慮点 解決策
自動チャネル・出力調整機能 MIMOを考慮した置局設計が必要 ARMは11n置局設計に対応済。最適なチャネルおよび電波出力を自動で調整可能。
バンド・ステアリング機能 11nクライアントがb/gクライアントとの混在時にパフォーマンスを出すことが出来ない 11nクライアントは5GHz帯へ移動させ、それぞれのパフォーマンスを最適化。
パフォーマンス・プロテクション機能 11nクライアントがaクライアントとの混在時にパフォーマンスを出すことが出来ない 適切な送信機会を11nクライアントへ提供することにより、パフォーマンスの最適化が可能。
評価機関からのお墨付き

評価機関での検証

ARMは様々な機能を搭載し、無線LANシステムの最適化を支援するツールとして開発されました。米国のFarpoint Groupはワシントン州立大学の協力を得て、様々な試験を行い、ARMが802.11n導入・運用時に大きな貢献をすることをレポートしています。例えば上記の「バンド・ステアリング機能」を使用した場合、通常の環境に比べ802.11a/b/g/nのクライアント混在時に802.11nクライアントのパフォーマンスは216%も向上するという結果が出ました。

他社機能比較

AP間のRFコーディネーション
項目 Aruba 他社
同一チャネル干渉管理 ×
チャネル効率利用管理 ○ 但し、低パフォーマンス
ファストローミング < 50ms < 50ms 但し、要専用クライアント
高パフォーマンスマルチ・チャネルRF
項目 Aruba 他社
アダプティブRF ○ 但し、3倍の時間が掛かる
アプリケーション・アウェア・スキャン ×
リアルタイムRFヒートマップ × リアルタイム非対応
クライアントに対するインフラストラクチャコントロール
項目 Aruba 他社
バンド・ステアリング
チャネル負荷分散 × AP毎クライアント台数負荷分散
パフォーマンス保護 ×
エアタイム-フェアネス ×